系統図とは、目的達成のための手段を段階レベル別に展開していくことにより、最適手段や方策をを追求していく方法です。
系統図の概念図はこんな感じ 🙂
【系統図の概念図】
今回はこの系統図法を、エクセルで作る方法をご紹介します。
さらに系統図法の活用例なども載せておきましたので、ぜひ参考にしてください。
それではさっそく参りましょう、ラインナップはこちらです。
目次
【系統図法】エクセルでの作り方
エクセルで系統図を作る方法はこちら 🙂
エクセル系統図の作り方
- エクセル【挿入】タブの【SmartArt】をクリック
- SmartArt内の【階層構造】のタブにテンプレートがあるので合うものをえらぶ
- SmartArtデザインで、色や形も変更可能
- 系統図を増やしたいときは、図形を右クリックし【図形の追加】
エクセル【挿入】タブの【SmartArt】をクリック
エクセルの【挿入】タブのなかの【SmartArt】をクリックします。
SmartArt内の【階層構造】のタブにテンプレートがあるので合うものをえらぶ
【SmartArt】内の階層構造のタブに、系統図に使えるテンプレートがいくつあるので、合うものをえらびましょう。
SmartArtデザインで、色や形も変更可能
系統図の色や形は、SmartArtデザインで変更可能です。
系統図を増やしたいときは、図形を右クリックし【図形の追加】
系統図のカードを増やしたいときは、図形を右クリックし【図形の追加】を選択すればOKです。
また、系統図作り方の流れは以下のとおりです。
系統図法作り方の流れ
- 解決したい問題を「~を~するためには」という表現にして、これを「目的」または達成したい「目標」にする。
- 目的を達成するための一次手段を全員で話し合って、2、3枚程度抽出してカードに書き、1次手段のカードを目的の右側に並べる
- 次は【1次手段】を目的として、これを果たす手段を「~を~する」とカードに書く
- 以下同じようにして、2次手段を目的として3次手段を、3次手段を目的として4次手段を…とカードに記入していく
- 4次手段までできたら、全体を見直し整理する
- 完成した系統図の手段に対して、重要性・経済性・実現性・効果などの面から優先順位などを決める
系統図法の活用例
系統図の活用例は、以下の表を参考にしてください。
目的 | イメージ図 |
売り上げ増大させる | ![]() |
利用しやすい図書館 | ![]() |
サイトアクセスをアップさせる | ![]() |
収入を増やす | ![]() |
系統図法まとめ
以上です。
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ありがとうございました。