品質管理

チェックシート(QC七つ道具)過去問形式問題

チェックシート

今回のテーマはQC7つ道具のひとつである【チェックシート】

QC検定でも出題されるので確認しておきましょう。

今回は過去問形式の問題を解く形で解説していきます。

 

チェックシート(QC七つ道具)過去問形式問題➀

以下の表は、機械それぞれにおいて日用品容器のラベル貼り付け工程で発生した不具合について該当する項目にチェックを記入したものです。

ただし、合計欄のいくつかの数値は意図的に空白にしてあります。

月日 機械 不適合項目 合計
位置ズレ 汚れ 文字欠け 破れ めくれ
2月1日 Aラベラー /// /// / / / 9
Bラベラー //// // /// /// 12
2月2日 Aラベラー /// //// / // / 12
Bラベラー //// // ///
2月3日 Aラベラー //// /// / /
Bラベラー //// / / //
2月4日 Aラベラー //// //// // /// //
Bラベラー //// / / ////
2月5日 Aラベラー /// /// //// // ////
Bラベラー // / ////
合計 39 28

以下の問いについて、選択肢からえらび答えなさい。

【1】チェックシートには仕事の種類や目的によっていろいろな様式があるが、この場合のチェックシートは(➀)と呼ばれている。

【選択肢】

ア.不適合項目点検用チェックシート

イ.不適合位置調査用チェックシート

ウ.不適合項目調査用チェックシート

エ.不適合要因調査用チェックシート

オ.工程分布調査用チェックシート

解答&解説(+ クリック)

解答➀ウ

チェックシートには大きく分けて点検用チェックシートと調査用チェックシートの2種類がある。

点検用チェックシートは点検項目を確実に点検するため、また点検した証拠を残すために使用される。

一方で調査用チェックシートは、数値データを記録することで調査結果を得ようとするものである。

今回のチェックシートは5日間にわたり不適合項目別でその数を記録していることから、不適合項目調査用チェックシートであることが分かる。

【2】この表において、不適合数が最も多かった不適合項目は(②)で、最も少なかったのは(③)である。

【選択肢】

ア.位置ズレ、イ.汚れ、ウ.文字欠け、エ.破れ、オ.めくれ

解答&解説(+ クリック)

解答②ア、③エ

不適合数が最も多かったのは、最下欄(合計)を比べると分かる。不適合数が最も多かったのは位置ズレで、少なかったのは破れである。

【3】この表において、週の前半(月曜・火曜)に比べて後半(木曜・金曜)に不具合がとくに多く発生した不適合項目は(④)である。

【選択肢】

ア.位置ズレ、イ.汚れ、ウ.文字欠け、エ.破れ、オ.めくれ

解答&解説(+ クリック)

解答④オ

後半に不具合がとくに発生した不適合項目はめくれである。

【4】この表において、いずれの日もAラベラーとBラベラーの不適合数の差が1件以下である不適合項目は(⑤)である。

【選択肢】

ア.位置ズレ、イ.汚れ、ウ.文字欠け、エ.破れ、オ.めくれ

解答&解説(+ クリック)

解答⑤ア

それぞれの不適合項目でAとBの差を比べると位置ズレであることがわかる。

【5】この表において、不適合数がもっとも多かった日は(⑥)である。

【選択肢】

ア.2月1日、イ.2月2日、ウ.2月3日、エ.2月4日、オ.2月5日

解答&解説(+ クリック)

解答⑥エ

不適合数が最も多かった日は、最右欄の数値を比べる。(合計数を記入する)

月日 機械 不適合項目 合計
位置ズレ 汚れ 文字欠け 破れ めくれ
2月1日 Aラベラー /// /// / / / 9
Bラベラー //// // /// /// 12
2月2日 Aラベラー /// //// / // / 12
Bラベラー //// // /// 9
2月3日 Aラベラー //// /// / / 10
Bラベラー //// / / // 8
2月4日 Aラベラー //// //// // /// // 17
Bラベラー //// / / //// 11
2月5日 Aラベラー /// /// //// // //// 16
Bラベラー // / //// 8
合計 39 28 16 11 18

よって2月4日が最も多い。(エ)

 

チェックシート(QC七つ道具)過去問形式問題②

チェックシートに関する次の文章において、( )内に入るもっとも適切なものを下欄の選択肢からひとつ選びなさい。ただし、各選択肢を複数回用いることはありません。

チェックシートは、品質管理の改善活動における、現状把握の初期の段階でよく用いられる手法の ひとつである、簡単にチェックしてデータを表や図に分類して表すことで、どの項目に不具合が集中 しているかなど全体を見渡すことができる大変便利な道具である。

そのため、チェックシートの作成 手順を正しく理解しておく必要がある。以下にその手順を示す。

手順1. (➀)の明確化

何のためにチェックするのか、どのようにチェック結果を活用するのかをはっきりさせる。

手順2. チェックシートの選択

チェックシートにはさまざまな種類があるが、どのような種類のチェックシートを用いるかを決める。

手順3. チェックシートの作成

チェックシートをどのような体裁にするか決定する。そのために、次の項目に留意する。

a) 欲しい (②) が得られること。

b) 関連部署の意見を集約して、データが簡単にとれて (③) しやすくしておくこと。

c) 5W1H の項目などよく考慮すること。

d) 点検項目は、作業の順序と合わせること。

手順4. チェックの実施

チェックシートを用いて、現場に行って現物をよく (④) して、その時点で記入する。

手順5.必要事項の記入

データを集計した結果など必要事項を記入する。

【選択肢】

ア.観察、イ.実験、ウ.言語データ、工.整理、オ.情報、力.目的、キ.記号

解答&解説(+ クリック)

解答➀カ②オ③エ④ア

手順➀としては「何のために」をハッキリさせる手順であるため、「目的」が当てはまる。

手順③のほしい(~)に続く言葉としては、選択肢は言語データと情報がある。チェックシートはシート内に設定した項目に該当するかどうかを判定できるデータがほしいため、言語データだけでなく数値データや位置データも含まれる。よって「情報」のほうがふさわしい。

空欄前後の~しやすくしておくと合わせて意味が通る言語は、観察、実験、整理である。とられたデータを整理しやすいチェックシートを作成することが作成時に留意すべきことなので「整理」が適切である。

文章としてとおる単語は、観察、実験、整理である。整理は③で使われるため候補から外れる。また実験はチェックシートを使った解析よりも後に行う行為であり、現物に対する行為としては不適切である。よって「観察」がふさわしい。

以上です。

ありがとうございました。

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