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寄与率の計算方法や例とは?英語表記や求め方をわかりやすく解説

寄与率

寄与率とは寄与度を構成比の視点から見た指標のこと。

データ全体としての増減を100としたときの各構成要素の増減分を百分率(%)で表します。

ちなみに寄与率の読み方は「きよりつ」で、英語では「Contribution rate」と書くよ

寄与率の計算方法や例、求め方などを見てい行きましょう。

寄与率の計算方法や例とは?英語表記や求め方をわかりやすく解説

寄与率は、英語では「Contribution rate」と書きます。

【寄与率★計算方法】

寄与率(%)=該当する項目の増減÷統計全体の増減×100

寄与率はデータ結果が前期と今期でどれくらい増減して、その増減に対してどの要素がどれだけ寄与したかを測る数字です。

例えば、観光産業全体が、前期の5月から今期の11月に35.4増加した場合、観光産業のひとつである鉄道がどれくらい寄与したかを調べます。

つまり、全体に対してあるデータがどれくらい影響していたのかを表しているということですね。

 

ちなみに寄与率と関連してくるのが「寄与度」です。

寄与度はあるデータ(統計値)の構成要素の増減が、全体の伸び率を何ポイント(%表示)押し上げ(押し下げ)ているかを示すものであり、それぞれの寄与度の合計が全体の伸び率と一致し、計算式は以下のとおりです。

【寄与度★計算方法】

寄与率(%)=該当する項目の増減÷前期(前年)の統計値×100

 

寄与率を統計(回帰分析や相関関数)からみる

一方で、寄与率は統計学の視点からもみることができます。

寄与率(R)とは、【総変動の内で、回帰による変動の割合】を表したもの。

回帰分析で得られた回帰式がどの程度の精査であるかを表す指標とし、以下の計算式で求めることができます。

寄与率(R)=Sr(回帰による変動)÷St(総変動)

この寄与率(R)は0から1までの値を取ります。

また、値が大きいほど回帰式に意味があり、1に近いほど回帰式の当てはまりが良いことになります。

つまり、回帰直線に近似した分布になるということです。

一方、寄与率は相関関数(r)の2乗にも一致しています。

相関関数の公式はこちら 🙂

相関関数rの公式

変数Xと変数Yの相関係数rを求めるために、n組のデータを用いると次のように表すことができます。

記号 意味 公式
Sx Xの平方和 Sx(xの平方和)
Sy Yの平方和 Sy(yの平方和)
Sxy XとYの積和 Sxy(xとYの積和)

さらにくわしく相関関数については、また別記事でまとめていますので併せてご確認ください。

 

寄与率の計算方法や計算例とは?英語表記や求め方をわかりやすくまとめ

寄与率の読み方は「きよりつ」で、英語では「Contribution rate」と書く

寄与率

寄与率とは寄与度を構成比の視点から見た指標のこと。

計算方法

寄与率(%)=該当する項目の増減÷統計全体の増減×100

寄与度

寄与度はあるデータ(統計値)の構成要素の増減が、全体の伸び率を何ポイント(%表示)押し上げ(押し下げ)ているかを示すものであり、それぞれの寄与度の合計が全体の伸び率と一致する

計算方法

寄与度(%)=該当する項目の増減÷前期(前年)の統計値×100

 

以上です。

ありがとうございました。

 

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