今回のテーマは【製図★部品欄の書き方】についてです(^^)/
それではさっそく参りましょう、ラインナップは目次(もくじ)をご覧ください。
目次
製図の部品欄の書き方とは?工程キの意味や一般的な図示例をチェック
製図の部品欄は、図面内に描いてある各部品に関する諸事項を記載する欄です。
この欄に一般的に以下の事項を記入します。
部品欄項目 | 概要 |
①照合番号(部品番号) | 図面に記載された照合番号を記入する |
②名称 | 部品の名称、ときには呼び方を記入する |
③材質 | 部品の材料を記入するが、これらは材料記号によって表す |
④個数 | 1台あたりの必要個数を記入する
※製造個数ではないことがポイント(注意) |
⑤重量 | 部品の1個当たりの重量を記入する |
⑥工程 | 部品の加工過程を記入する
例えば、鋳造品を機械加工して仕上げる場合ならば、木型工場で木型をつくり、次に鋳物工場、さらに機械仕上げ工場へと移行して加工されるが、これらの工場名をいちいち記入するのは面倒なので、一般に次の略称を使用する 【略称記号】 木:木型工場 イ:鋳物工場 キ:機械仕上工場 仕:仕上組立工場 ソ:倉庫 タ:鍛造工場 カ:製カン工場 シ:試験場 |
⑦備考 | ボルト、ナット、座金、ピンなどのように標準品を使用できる場合はJISの規格番号および呼び方を記入する |
JIS製図規格には、部品欄の位置と部品欄に記載する事項などに関する規定はありません。
よって、それぞれの会社や工場で多種多様な形式が採用されています。
以下の図は、一般に採用されている部品欄と照合番号の図示例を示したものですので参考にしてください。
【部品欄と照合番号を組み合わせた例】
製図(図面)の部品欄と表題欄の位置
【図面における表題欄と部品欄の位置】
表題欄と部品欄の位置に決まりはありません。(上記図解参照)
ただ表題欄と部品欄の位置は、図形の配置に注意し、図面を折りたたんで保管した場合でも、それらがすぐ分かるようにさまざまに工夫されています。
すなわち、表題欄や部品欄の位置に決まりはないため、各々の会社や工場で見やすい場所に明示できればOKということです。
製図の部品欄の書き方とは?工程キの意味や一般的な図示例まとめ
表題欄や部品欄の位置に決まりはないため、各々の会社や工場で見やすい場所に明示できればOK
部品欄項目 | 概要 |
①照合番号(部品番号) | 図面に記載された照合番号を記入する |
②名称 | 部品の名称、ときには呼び方を記入する |
③材質 | 部品の材料を記入するが、これらは材料記号によって表す |
④個数 | 1台あたりの必要個数を記入する
※製造個数ではないことがポイント(注意) |
⑤重量 | 部品の1個当たりの重量を記入する |
⑥工程 | 部品の加工過程を記入する
例えば、鋳造品を機械加工して仕上げる場合ならば、木型工場で木型をつくり、次に鋳物工場、さらに機械仕上げ工場へと移行して加工されるが、これらの工場名をいちいち記入するのは面倒なので、一般に次の略称を使用する 【略称記号】 木:木型工場 イ:鋳物工場 キ:機械仕上工場 仕:仕上組立工場 ソ:倉庫 タ:鍛造工場 カ:製カン工場 シ:試験場 |
⑦備考 | ボルト、ナット、座金、ピンなどのように標準品を使用できる場合はJISの規格番号および呼び方を記入する |
以上です。
ありがとうございました。