※この記事はプロモーションを含みます。
こんなときのお助け情報!
ネジ穴が潰れたときの対処法を難易度別にまとめてみました。
とくにDIY初心者の方はおすすめ順にチャレンジしてみてください。
それではさっそく参りましょう、ラインナップは目次からどうぞ 😀
目次
【難易度別】ネジ穴が潰れたときの対処法10選!100均で買える商品も
ネジ穴が潰れたときの対処法
- ネジ穴に太めの輪ゴムを当て、ドライバーで挟んでまわす
- ペンチやネジプライヤーネジザウルスなどで挟んでまわす
- ドライバーをネジに当てながら叩いてみる
- ネジ外しサポート(100均)を使う
- 金ノコや金ヤスリで削ったり、または貫通のマイナスドライバーやタガネで叩いたりして溝(穴)をつくる
- ネジすべり止め液を使う
- 折れたビス抜きを使う
- 電動ドリルで削る
- ハンディルーターで金属を削る
- 瞬間接着剤で引き抜く(荒業)
お手軽さやコストなど総合して、難易度別に並びかえてみるとこんな感じ
おすすめ順
(お手軽1位~10位困難) |
ネジ穴が潰れたときの対処法 |
1位 | ネジ穴に太めの輪ゴムを当て、ドライバーで挟んでまわす |
2位 | 潰れたネジを回せるペンチ(100均)を使う |
3位 | ペンチやネジプライヤーネジザウルスなどで挟んでまわす(100均で購入可) |
4位 | ネジすべり止め液を使う |
5位 | ドライバーをネジに当てながら叩いてみる |
6位 | 金ノコや金ヤスリで削ってネジ穴をつくる |
7位 | 折れたビス抜きやネジ抜き取り工具を使う |
8位 | 電動ドリルで削る |
9位 | ハンディルーターで金属を削る |
10位 | 電動ドリルで削る |
\(PR)DIY用工具をそろえる/
1位ネジ穴に太めの輪ゴムを当て、ドライバーで挟んでまわす
まずはお家にありそうな輪ゴムを利用した方法です。
ネジ穴が潰れてしまうとドライバーとの間の摩擦がなくなってしまうので、ゴムを使って摩擦を高めることで簡単に外すことができます。
やや太い輪ゴムを潰れたネジ穴に当てます。
ゴムをネジとドライバーで挟み、ゴムの上からネジを回してみてください。
2位潰れたネジを回せるペンチ(100均)を使う
今ではなんでも売っていると言っても過言ではない100均。
ダイソーでは潰れたネジを回せるペンチ(500円)という商品が売られています。
ただ、ふつうに工具を買うよりもお手頃なので、ぜひチェックしてみてください。
3位ペンチやネジプライヤーネジザウルスなどで挟んでまわす(100均で購入可)
ネジ溝にドライバーを入れて回すのではなく、外側から回すという方法もあります。
ネジやビスの頭を挟み回して外します。
現在は100均でもドライバーなどが買えますよ(^^)/
だだしネジやビスの頭が低すぎると、ペンチやネジプライヤー、ネジザウルスなどでも挟むことができないこともあるので注意しましょう。
4位ネジすべり止め液を使う
ネジすべり止め液とは、ネジとドライバーとの間の摩擦力を高める液体です。
1滴~2滴ネジ穴に垂らすだけでかなりドライバーが回しやすくなります。
ネジすべり止め液を使用した状態で、ドライバーをネジに押し付けながら回すようにすると外れやすくなりますよ。
5位ドライバーをネジに当てながら叩いてみる
ドライバーをネジに当てた状態で衝撃を加えるとネジが緩むことがあります。
打撃可能なドライバーをネジ溝に垂直にあて、ハンマーを使ってドライバー持ち手側の先端を軽く叩くようにします。
種類によっては叩くと刃先が回転するショックドライバー、インパクトドライバーと呼ばれるものもあるので、いろいろ試してみるとよいでしょう。
6位金ノコや金ヤスリで削ってネジ穴をつくる
金ノコや金ヤスリで削るとネジ穴を作ることが可能です。
ちょっと荒業ですが…(;'∀')
ネジ溝が潰れていても、強制的に穴(溝)をつくれば、ドライバーでネジを外すことが可能です。
7位折れたビス抜きやネジ抜き取り工具を使う
折れたビス抜き、ネジ抜き取り工具は、頭が取れてしまったネジやビス専用の工具のことです。
8本ベアリング鋼ネジ抽出器セット 潰れたネジ抜き取り工具など、セットでもっておくと安心。
ビスやネジの頭が錆びて取れてしまっていても、この道具を使えばしっかり抜くことができます。
8位電動ドリルで削る
ネジやビスのネジ溝を復活させることができないときには、電動ドリルでネジ溝自体を削って破壊してしまうという手もあります。
最後の手段…というやつですね。(笑)
しかしこの方法は難易度が高く、普段から電動ドリルを使い慣れている方でないと難しいです。
電動ドリルでネジ穴を削った後は修復キットなどを使って、新しいビスやネジが使えるように修復してください。
9位ハンディルーターで金属を削る
ハンディルーター( Dremel(ドレメル) ペン型ミニルーター)は金属を削ることができる工具のこと。
ハンディルーターによりネジ穴の淵を削ることで、ネジ穴を復活させることができます。
しかしドライバーがしっかり引っかかるだけの溝をつくるためには技術が必要なので、DIYに慣れていない方には少々難しいかもしれません。
10位瞬間接着剤で引き抜く(荒業)
瞬間接着剤を使ってドライバーとネジを一時的にくっつけてネジを外すという方法もあります。
瞬間接着剤の粘着力はとても強いので、しっかりと接着すればネジを外せるかもしれません。
しかしネジやドライバーに接着剤が残ってしまうので、ネジやビスを再利用しない場合のみおすすめの方法です。
\DIY用工具をそろえる/
ネジ穴が潰れてしまう原因を知っておこう
前章ではねじ穴が潰れてしまったときの対処法をご紹介しました。
そして今後、ネジ穴を潰してしまわないように、ネジが潰れてしまう原因を知っておきましょう。
ネジ穴が潰れてしまう原因はこちらです。
ネジ穴が潰れる原因
- ネジを力任せに回している
- ネジ溝とドライバーの大きさが合っていない
- ネジが錆びる&劣化
- ドライバーの方がネジよりも硬い
ネジを力任せに回している
規格のあったドライバーを使用していても、力任せに無理やりネジを回してしまうと、ネジが潰れる原因になります。
ネジをまっすぐにして、上から押しこむようにドライバーを回しましょう。
「押す力が7、回す力が3」と言われるものがあります。
力任せではなく、ドライバーがネジ穴にフィットするようにていねいに回してみてください。
また、ネジの種類にも確認しておくとよいです。
ネジ溝とドライバーの大きさが合っていない
ネジ穴とドライバーの大きさはそれぞれの規格がしっかり適合していなければなりません。(ネジ規格一覧も参考に見てみるとよいです。)
ドライバーが大きすぎても小さすぎてもネジ穴を潰してしまう可能性があります。
ドライバーには、プラスだけでも00番、0番、1番、2番…と種類があり、これはプラスドライバー先端の十字のサイズのことを指しています。
ドライバーといってもいろいろ種類があるため、ネジの取り外しはドライバーの大きさをよく確認して行いましょう。
ネジが錆びる&劣化
長年放置されたネジを外そうとすると、ネジが錆びていたり劣化していたりして、ネジ穴がほとんどなくなっているということもよくあります。
とくに屋外に使用されているネジやビスは腐食が進行しやすく、ネジ穴がなくなってしまうことが多いです。
ドライバーの方がネジよりも硬い
ネジやビスの材質はさまざまです。
チタンなど硬い金属でできたネジであれば問題ありませんが、ネジの金属がやわらかい性質のものになると、ドライバーの方がネジ穴を削ってしまいます。
丈夫なドライバーを使っても、ネジの方がやわらかい金属であれば、それがネジ穴を潰す原因になってしまいます。
以上です。
ネジ穴が潰れてもさまざまな対処法があります。
困ったときは、難易度順にぜひお試しください。
DIYや、家具の修理・メンテナンスに役立てて頂ければ幸いです。
ありがとうございました。