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パレート図の使い方!ポイントかんたん解説

パレート図の使い方

パレート図とは、所得分布の不均等度の考え方を、イタリアの経済学者パレートが式で表し、 同様のことをローレンツが、縦軸に所得の累積百分率、横軸に人口の累積百分率をとり、図解法で発表したもので、これを応用したものがパレート図です。

横軸には不適合項目を大きさの順に並べて書き、縦軸には不適合品数や損失金額の累積百分率をとって、ごくわずかの不適合項目で全体の大部分を占めていることを表します。

会社などで解決しなければならない多くの問題を抱えていますが、これらに万遍なく手を打っていくことは、時間的にも経済的にも難しいですよね…(;'∀')

そこで全体の大部分を占めているような2~3つの項目に的を絞って改善していくことが必要になってきます。

パレート図は、このような重点指向をする場合に役立つQC手法です。

そんなわけで今回のテーマは【パレート図の使い方】

ポイントをまとめましたのでぜひチェックしてみてください。

パレート図の使い方!ポイントかんたん解説

パレート図

パレート図の使い方として、以下の項目に着目するとよいです。

ポイント

  1. 問題点や各項目について知る
  2. 改善の目標を決めるのに役立つ
  3. 改善効果を客観的に評価できる
  4. 不適合品の発生や故障の原因を究明するのに役立つ
  5. 何をしたらよいか的を絞ることができる

問題点や各項目について知る

パレート図はどの項目が一番問題なのかを知ることができます。

併せて、取り上げるべき問題の順序が一目でわかるのもメリットです。

また各項目がどのくらいの割合を占めているかもパッと見わかります。

どの項目を処置すればどのくらいの効果が得られるかが推定できるというわけです。

さらに改善の効果の大きさや不適合内容の変化を知ることができます。

改善の目標を決めるのに役立つ

重点対策項目の把握ができるので、山積みされている問題の中から重要なものだけを選び出すことができ、効果的に改善活動が進められます。

 

改善効果を客観的に評価できる

改善前後のパレート図を比較することにより、どれだけの効果があったのかを知ることができます。

 

不適合品の発生や故障の原因を究明するのに役立つ

製造工程で不適合品が発生したような場合に、原因別パレート図を活用すると解決の糸口がつかめ、対策が立てやすくなります。

 

何をしたらよいか的を絞ることができる

パレート図は、何に重点を置いたらよいか、何から手をつけたらよいかというように、

【的を絞る】

のが得意な手法です。

営業、事務、サービスなど、すべての部門で幅広く活用することができます。

 

これらの内容を表にまとめると以下のとおりです。

パレート図の使い方
問題点や各項目について知る
  1. パレート図はどの項目が一番問題なのかを知ることができる
  2. 取り上げるべき問題の順序が一目でわかる
  3. 各項目がどのくらいの割合を占めているかも一目でわかる
  4. どの項目を処置すればどのくらいの効果が得られるかが推定できる
  5. 改善の効果の大きさや不適合内容の変化を知ることが可能
改善の目標を決めるのに役立つ 重点対策項目の把握ができるので、山積みされている問題の中から重要なものだけを選び出すことができ、効果的に改善活動が進められる
改善効果を客観的に評価できる 改善前後のパレート図を比較することにより、どれだけの効果があったのかを知ることができる
不適合品の発生や故障の原因を究明するのに役立つ 製造工程で不適合品が発生したような場合に、原因別パレート図を活用すると解決の糸口がつかめ、対策が立てやすくなる
何をしたらよいか的を絞ることができる 何に重点を置いたらよいか、何から手をつけたらよいか「的を絞る」ことができる

以上です。

パレート図の作り方(見方)については以下の記事をご覧ください。

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パレート図の作り方&見方

ありがとうございました。

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